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House in Dogo

2018

会社員だった当時、デザインが大好きなお客様に巡り合いました。建築基準法上の道路に接道していないため、公衆用通路であった部分を道路とすることが求められ悪戦苦闘の日々でした。幸い周辺の方々のご協力もあり何とか許可を取る事が出来ました。しかし建築計画に於いては建築条件が条例で付加されており規制が厳しい上に、その中でも耐火規制に頭を悩まされる事になったのです。改修デザインで良い所は古い構造材(国産)の力強さと美しさを引き出す空間(記憶の塗替え)を演出出来ることにあると考えています。しかし条例の中で準耐火構造の規制があり木部(構造材)の現し仕上が厳しい(不燃材で被覆する手法が一般的)状況にあったのですがデザイン上、何とか構造美と木目の柔らかさを取り入れたいと考え、内部空間の木軸現しを可能とするために当時改正された木造耐火の告示を使用し外壁耐火構造とすることで内部の内装制限を緩和させ木部現しを実現する事にしました。木造2階建て住宅では異例ですが空間美には何よりも必要であり、またお客様も共有してくれました。工事内容は築68年木造住宅の全面改修+増築で耐震助成金活用によりコスト削減を行い狭小住宅でありながら解放感のある気持ちの良い空間を目指し、改修でしか出せない味を引き出す事に集中しました。ハウスメーカーでは異例の内容でかつ長期間プロジェクトとなってしまいましたが、法律的(行政)調整や近隣住民への理解といった非常に難しい部分大手ハウスメーカーだからこそ取り組むべき難題であると考えますし、また実行させて頂いた事に感謝し、難工事に関わって頂いた職人さんたちの多大な努力とご協力により完成した時は感慨深い物があった事を思い出します。